自転車自作研究会
デュアルコントロールレバーにディレイラーワイヤを取り付けます。変速機へのワイヤの止め方はそれぞれフロントディレイラーの取付調整、リアディレイラーの取付調整のページに書きます。
最初にカバーを外します。小さなプラスネジを小さなプラスドライバーで回します。ワイヤを取付終わったら再び取り付けるのを忘れないように・・・・忘れてました、私(^-^)。
ディレイラーワイヤを通していきます。もちろん、ワイヤの方から。ワイヤにはグリスを塗っておきます。シマノのDURA ACEのアウターにはグリスが入っていますが念のため。
フロントバッグとアウターが干渉しないように変速バナナを通して、アウターも向きを変えます。
アウターワイヤを通します。取扱説明書にはシマノマークの入っている方にグリスが入っているのでそちらの方から通してほしいとの記述があります。グリスが入っているのは本当です。
アウターケーブルを適切な長さで切ります。上の写真はワイヤカッタでアウターを切っているところです。
ブレーキワイヤとはちがい、細い線材を同心円状に並べてあるアウターです。ブレーキワイヤに比べると切りにくい。線材ですから、内側に入ることはありません。切って楕円になってしまったアウターの端を円に整形します。
フレームのアウター受け側にも変速バナナを使います。これはGAMIさんに教えてもらいました(^-^)。
ワイヤーの取り回しには上回しと下回しがあります。私は下回しにしてみました。GAMIさんは上回しです。
上の図で上回しの場合は上からアウター受けにワイヤが通ります。上回しにするとフロントバッグの後ろポケットと干渉しそうなので下回しにしてあります。不都合があったら上回しに変更します。下回しの方がアウターが長いので切れば上回しにできます(^-^)。
ボトムブラケットのワイヤーリードを通します。自転車によってこの形状はイロイロあるのでしょう。ボトムブラケットの上についているものもあります。
余談ですが、トーエイフレームの製造番号が見えています。このフレームは15269カナ。
それぞれのディレイラーへのワイヤの取付はそれぞれのページで。