自転車自作研究会 2001/5/13更新
これはボトムブラケットを上から見た図です。右が右ワン、左が左ワン(何のコッチャ(~-~;))。右側にチェンリングが付きます。ううーんこのシャフトにテーパーはついているのかナア。見た目ではわからないけど、テーパーがついていなかったら・・・・クランクが固定できないだろうし。
気になるのが左ワンに切ってある溝、8つあるけど、何のためにあるのだろう。取付は専用工具を差し込んで回すのだし・・・多分次のモデルではなくなるのでしょうね。
下は同じくボトムブラケットを右側から見たところです。
シマノ独自規格のセレーションタイプのシャフトです。チェンホイールを取り付けます。右ワンですからアームとチェンリングのついた方を取り付けます。
クランクとシャフトの噛み合わせ状態です。シャフトとクランクの接合部にはグリスを入れます(製品にもグリスがついていますからこれはメーカー推奨ということなのでしょう。)シャフトのでっぱった部分がクランクに切られた溝と噛み合います。
これがセレーションタイプのフィキシングボルトです。セレーションの部分に合うワッシャがついていますのでお忘れなく。
フィキシングボルトをねじ込みます。シャフト内側のネジと噛み合います。このネジにもグリスを入れます(ここにも製品にグリスがついています)。
8mmアーレンキーで締め付けます(こんな太いアーレンキー何に使うのかと思ってた・・・初めて役にたった(^-^))。
反対側のクランクも同様に取り付けます。左右のクランクがちゃんと180度方向を向くように気をつけて・・・(昔90度方向に取り付けてしまって、どんなペダリングになるんだろうと試してみたかった、私)。
これで、取付終了。なんだこのチェンホイールは!と言わないように(^-^)。私の好みですので。52×42×30のトリプルのアウターを外してインナーを26Tに替えてあります。42×26です(^-^)。
チェンスティとのクリアランスです。結構余裕がありますね。ダブル用のシャフトでもOKだったかも知れませんね(そのうち試してみようかナア)。
クランクを外すにはこの逆の手順だけでは外れません。手順はこちら。
注意点を一つ。この時はうまく行ったのですが・・別の自転車で右クランクがちゃんと取り付けてられていなくて、乗ってみたらクランクがズルリと回って(シャフトとずれて)しまったことがあります。セレーションが合わないまま締め付けてしまったようです。フィキシングボルトを少し回しただけで締まってしまったので、おかしいな?、と思わなかければいけないところだったのですが(~-~;)。クランクを取り付けたあと、フィキシングボルトを抜いてみる(シャフトクランクはセレーションに噛み合っていますから影響ありません)とちゃんと噛み合っているかどうか確認できます。終わったらフィキシングボルトをまた締めこんでおきましょう。